2023年11月17日に福間駅前に移転オープンした漁師めし「来進(らいしん)」を取材してきました。
来進とは?
来進とは、2020年より福間漁港すぐそばのコンテナで営業していた新鮮な魚を味わえる“漁師めし”のお店です。2023年11月に福津市の玄関口である福間駅前(みやじ口)へと移転し、現在営業しています。
来進オーナー紹介
主に家族で営む来進のオーナーは福津で漁師をする田畑徳(めぐむ)さんです。妻の田畑直子さんは店長としてお店の切り盛りをしています。
オーナーの徳さんが福津で「第二来進丸」の漁師として活躍しており、一双吾智網漁(いっそうごちあみりょう)という船1 隻で漁をする伝統漁法によりそ の日の朝に〆めたばかりの新鮮な魚のみを提供しています。
(※時期によって、やむを得ず一部の魚は福津市外より仕入れています。)
外観
来進の外観はガラス張りで、店内からは福間駅前を行き来する人や街並みを眺めながら食事を楽しむことができます。
内観
内観は大漁旗がひときわ目を引く明るい雰囲気です。
約30席ある店内はとても広く、1 室限定で個室もあります。
営業時間
営業時間は11 時~ 21 時で時間帯ごとにメニュー内容が変わります。テイクアウトメニューは営業時間内で購入することができます。
『来進』営業時間
【ランチ】11:00~15:00
【カフェ】15:00~17:00
【居酒屋】17:00~21:00
※定休日:毎週月曜日(居酒屋営業は日・月曜日休み)
メニュー
ランチタイムのメニューはこちらです。
続いてドリンク、デザートのメニューです。
テイクアウトメニューも豊富にそろっています。
テイクアウト限定で、お惣菜やお弁当もガラスケースや棚にたっぷりと並んでいます。
テイクアウトメニューでは来進オリジナルの商品だけでなく、福津市内の飲食店の商品も販売されています。
実食レポート
今回は「食べ比べ定食(1,980 円)」で鯛茶漬けと漁師のたまごかけのどんぶり2種類を堪能しました。
朝〆のフレッシュでぷりぷりとした鯛を使った鯛茶漬けは絶品でした。
漁師のたまごかけは、鯛にたまごを絡めて食べる瞬間が贅沢で、まさに至福の時でした。
デザートに「升プリン(600 円)」と「アメリカンコーヒー(350 円)」もいただきました。硬めの濃厚プリンにほろ苦いカラメル ソースはクセになる味わいです。
来進移転オープンについて
今回、なぜJ R福間駅前へ移転したのか、また、移転によって変わったことなどを店長の直子さんにお聞きしました。
なぜ移転したの?
移転した理由を「福津市の玄関口であるJ R福間駅で市内外の方々に福津産の鮮魚を食べてもらい、将来的には福津の物産も販売し、1人でも多くの方に福津のことを知ってもらうきっかけになればという思いからです。約2年前に博多駅6 番ホームでポップアップ店舗を開いた経験からその思いを強くしました。」と、話して下さいました。
移転して変わったことは?
移転して変わったことは、夜の居酒屋営業(17:00~21:00) をスタートしたことです。特に「せんべろ」メニューは好評なんだとか!
せんべろとは、1000円でべろべろに酔えるという酒場などの俗称のこと。
移転後の反響
取材に伺ったのは、移転オープンから10日ほど経った頃でしたが、移転後の反響をお聞きしたところ「移転前からの常連さんをはじめ、新規の方も来店され店内が賑わっていることが多いです。」と。確かに、取材に伺った日も時間帯によっては店内が満席になるほどの賑わいでした。
店主に聞く!福津の好きなところ
最後に、店長の田畑さんに恒例の福津の好きなところを聞いてきました。「地元の年配の方と働き盛り世代の方が、一緒になってお喋りを楽しむ姿にほっこりします。福津の都会と田舎の狭間にあり、程よいゆったりとした感じが好きです。」と話してくださいました。
新鮮で美味しい魚だけを使った漁師めしを楽しめる「来進」へ行ってみてはいかがでしょうか。
来進(らいしん)
〈住所〉福津市中央3-1-1(JR福間駅1階、みやじ口)
〈営業時間〉
【ランチ】11:00~15:00
【カフェ】15:00~17:00
【居酒屋】17:00~21:00
※定休日:毎週月曜日(居酒屋営業は日・月曜日休み)
※お出かけ前に最新情報を公式インスタグラム@raishin.fukumaでご確認ください。