国の重要文化財をはじめとする歴史的建造物が残る福津市・津屋崎千軒にて、「津屋崎千軒 文化財ガイドツアー」の関係者向けモニターツアーを開催しました。
本ツアーは、かつて塩の積み出し港として栄え、酒造業や商家文化を育んできた津屋崎ならではの歴史と暮らしの文化を、専門ガイドや語り部の案内とともに体感できる内容です。
今回のモニターツアーには、旅行会社関係者、福岡県観光連盟、福岡県の観光関係者など、観光分野に携わる方々にご参加いただき、商品造成や今後の展開を見据えた視点からもご意見をいただきました。

港町としての記憶が今に息づく、津屋崎千軒
津屋崎は江戸から明治にかけて、塩の積み出し港として発展し、人や物資が行き交う港町として栄えてきました。その繁栄を背景に、酒造業や商家文化が育まれ、信仰や暮らしと結びついた独自の町のかたちが形成されてきました。
本ツアーでは、こうした歴史的背景を踏まえながら、津屋崎千軒の中心部に点在する文化財や歴史的建造物を巡り、建物や空間に刻まれた物語を丁寧に紐解いていきました。
当日訪れた主なスポット
- 豊村酒造旧醸造場施設(国指定重要文化財)
- 藍の家(国登録有形文化財)
- 旧玉乃井旅館(国登録有形文化財)
- 波折神社
- 津屋崎千軒 なごみ
※見学内容は実施日により一部異なる場合があります。
参加者の声
豊村酒造では、本ツアーの大きな特徴の一つである「祝膳」を体験していただきました。これは、2024年1月に国指定重要文化財に指定された豊村酒造において初めて行われた取り組みで、蔵元に代々伝わる料理のレシピをもとに構成された祝いの膳です。酒造りの過程で生まれる酒粕を用いた料理の数々を通して、酒蔵文化と食の深い関係性を感じられる内容となっており、「土地の歴史が料理として表現されている」「酒蔵ならではのもてなしに触れられた」といった声が聞かれました。また、これまで一般には公開されてこなかった本座敷で食事をいただく体験に、特別な価値を感じたという感想も寄せられました。



旧玉乃井旅館では、2階大広間へと案内しました。階段を上り、室内に足を踏み入れた瞬間、眼前に広がる玄界灘の大海原と、歴史ある建築空間が一体となった眺めに、参加者からは思わず感嘆の声が上がりました。大広間では、復刻された「タコツボ料理」や地元で醸造される玉乃井ビールを味わいながら、語り部による津屋崎の歴史にまつわる話を楽しみ、「景観・建築・食・物語が重なり合う体験が印象的」「その場に身を置くことで初めて理解できる魅力がある」といった声が聞かれました。



歴史を「知る」から「体感する」ツアーへ
今回の関係者向けモニターツアーを通して、津屋崎千軒の文化財や歴史的建造物は、建物を見学するだけでなく、空間に身を置き、食を味わい、物語に耳を傾けることで、より深く理解できることが共有されました。
港町としての歴史と人々の営みが今も息づく津屋崎ならではの魅力を、五感で体感できるツアーとなりました。



一般のお客様向けモニターツアーについて
今回の関係者向けモニターツアーで寄せられた意見や反応をもとに、内容をさらに磨き上げた一般のお客様向けモニターツアーの募集を行っています。
ツアーの詳細や開催概要については、以下のPR TIMES記事をご覧ください。
👉 「津屋崎千軒 文化財ガイドツアー」PR TIMES掲載記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000857.000017692.html
※大変ご好評をいただいており、現在はキャンセル待ちでの受付となっています。