こんにちは、おしゃべりあんずです。
今年もまだまだ暑いですね。あまりの暑さに外に出るのも億劫になりがちな日々ですが、くっきりとした青空と白い雲のコントラストは、夏ならでは。散策の際には熱中症対策を万全にして行きましょう!
さてそんな青空のもと、津屋崎千軒の街をてくてくと歩いていくと、波折神社の鳥居が見えてきます。
波折神社は津屋崎千軒の中心にある氏神さまで、大きな神社ではないのですが、毎年7月に開催される津屋崎祇園山笠が奉納されるほか、夏越祭りやおくんち、そしてもちろん初詣などでも、地域の人々に親しまれている神社です。
その波折神社、毎月第一・第三日曜日は社務所が開いていて、お守りや御札、おみくじ、御朱印などを授かることができます!
さて、そんな第一・第三日曜日の波折神社で、以前から噂に聞いていてどうしてもやってみたいことが。
それは「津屋崎みくじ」!
なんでも水に浮かべたら溶けてなくなっていくという…
そんな面白そうなおみくじ、チャンスがあったらぜひ引いてみたい!と思っていたのでした。
このたびようやく念願かなって、お参りをした後は早速社務所へ。おみくじはいろんな色・柄の布で、まるで巻物のようにクルッと丸められています。
一つ選んで開いてみると…
この「津屋崎みくじ」は、普通のおみくじと違って「大吉」「凶」などはでてきません!
このおみくじに書かれているのは、津屋崎のおじいちゃんおばあちゃんの言葉。
クスッと楽しくなる言葉もあれば、ジーンとしみわたる言葉もあったりと、地元の皆さんの愛が伝わるおみくじなのです。
さらにこちらのおみくじは中身を見たあとは結びつけるのではなく、境内のお清めされた水で溶かすことができます。波折神社の水神さまたちが浄化してくれるとのことで、早速おみくじ用の手水鉢のところへ。
水底に沈んだときは半透明になってそのままだったのですが、水が動くとほどけるように溶けていきました(うーん、表現がむずかしい)。
溶かしてしまったらもちろん文字は見えなくなるので、津屋崎のじいちゃんばあちゃんの言葉を残しておきたい人は写真を撮っておきましょうね。
(溶かしたくない人は持って帰っても大丈夫とのことですよ)
おみくじは当初期間限定でしたが、好評のため常時授与品になったそうです。
(もし売り切れて入荷待ちになった場合は、波折神社インスタグラムのストーリーでお知らせをされるそうです)
真夏の散策は暑かったけど、この青空は夏ならでは。木陰も気持ちいいので、津屋崎千軒のまちあるきのときはぜひ立ち寄ってみてください。
波折神社
〒811-3304 福岡県福津市津屋崎4丁目33-1
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