DMO報告

【DMO報告】津屋崎千軒の文化財を巡る「津屋崎千軒文化財探訪」開催

2026年1月25日(日)、国指定重要文化財「豊村酒造旧醸造場」を会場に、「津屋崎千軒文化財探訪」が開催されました。本プログラムは、江戸時代から海上交易と塩田で栄えた津屋崎千軒の歴史と文化を、講座とまち歩きの両面から深く学ぶ特別企画です。

主催は(一財)津屋崎豊村喜三郎記念財団、運営協力として(一社)ひかりのみちDMO福津が携わりました。

会場となったのは、国指定重要文化財「豊村酒造旧醸造場」。今回は、通常は一般公開されていない豊村酒造の座敷を会場に、貴重な文化財空間の中で講座が行われました。

文化財の成り立ちと地域の歩みを学ぶ講座

第一部の講座では、福岡県教育庁文化財保護課の松本将一郎氏による「津屋崎の入海の風景と建築」と題した講演が行われ、参加者は地域の地理的特色が歴史的景観の形成に及ぼしてきた影響について理解を深めました。文化財が単なる「古い建物」ではなく、地域の暮らしや産業と深く結びついてきた存在であることを、具体的な事例を交えながら学ぶ時間となりました。

あわせて、豊村酒造の歴史を紹介する映像も上映され、酒造業を軸に発展してきた津屋崎千軒の歩みを、建物とともに振り返りました。

ガイドと巡る、津屋崎千軒の文化財

第二部では、ガイドの案内のもと、
国指定重要文化財「豊村酒造旧醸造場」、国登録有形文化財「藍の家」、国登録有形文化財「旧玉乃井旅館」を巡るスペシャルガイドツアーを実施しました。

豊村酒造内部

建物の構造や使われ方、当時の人々の暮らしにまつわる話を聞きながら歩くことで、参加者は津屋崎千軒の歴史をより身近に感じている様子でした。普段は外観しか見ることのできない建物の内部に入り、実際の空間を体感できたことも、印象的なポイントのひとつです。

藍の家の中庭

旧玉乃井旅館の2階

ツアーの締めくくりには、豊村酒造にて伝統の日本酒「豊盛」の試飲も行われ、津屋崎の文化を五感で味わうひとときとなりました。

学びを深め、文化を未来へ

参加者からは、
「これまで何度も訪れた場所でも、背景を知ることで見え方が大きく変わった」
「説明を聞きながら歩くことで、津屋崎の歴史が立体的に理解できた」
といった声が聞かれ、学びと体験の両面から満足度の高いプログラムとなりました。

少人数制で実施した今回の文化財探訪は、津屋崎千軒に残る貴重な文化財をじっくりと学び、地域の歴史や文化の価値をあらためて見つめ直す機会となりました。今後も、こうした取り組みを通じて、津屋崎の文化を未来へとつないでいきます。


■豊村酒造旧醸造場 https://toyomura.or.jp/

■国登録有形文化財「藍の家」Facebook

■国登録有形文化財「旧玉乃井旅館」(海のほとり玉乃井Instagram)https://www.instagram.com/uminohotori.tamanoi/


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