11月30日(土)、国指定重要文化財「豊村酒造」で開催された「豊盛」セミオリジナルラベルづくり体験プログラムのモニターを開催いたしました。
モニターの皆さんは、歴史ある酒蔵の雰囲気に包まれながら、自分だけの特別な日本酒ボトルづくりに挑戦しました。酒造公認の地域ガイドが詳しく解説してくれる非公開エリアの見学も行われ、参加者たちはガイドの話に耳を傾けながら、歴史の重みや酒造りの奥深さに感動していました。
「こんなに歴史ある酒蔵が津屋崎にあったとは知らなかった」という声も聞かれ、地域の新たな魅力に触れるきっかけになったようです。
ラベルづくりでは、大正や昭和時代のレトロなデザインを基に、昔ながらの木の台を使って一枚一枚丁寧に仕上げました。「年代物の道具を使えたのがとても嬉しかった」といった声があり、歴史を感じる貴重な機会となりました。参加者たちはラベルに入れるメッセージを悩みながらも楽しそうに選び、「お祝いの言葉」や「家族への感謝」を込めた特別な一品を完成させました。
また、酒蔵オリジナルの前掛けを身につけたことで、まるで蔵人になったような気分で体験できたとのこと。普段とは違う装いも、このプログラムならではの楽しさを一層引き立てました。
伝統の酒「豊盛」や甘酒の飲み比べも行われ、参加者たちはその味わい深さに舌鼓。「文化財を眺めるだけでなく、解説してもらえたのでとても良かった」という感想もあり、新たな体験型プログラムとして大変満足いただけた様子でした。