取材日記

【DMO活動報告】非公開エリア見学や地魚と日本酒ペアリング体験。福津市・豊村酒造で冬支度モニターツアーを実施しました!|

10月31日、福津市の国指定重要文化財「豊村酒造」で冬支度の福岡市出発モニターツアーが開催されました。

築130年を超える豊村酒造は2024年1月に国の重要文化財に指定され、地域の歴史的資産として大切に保存されています。今回のツアーは7月に実施された「夏支度」に続くもので、冬を迎えるにあたり取り外していた窓や壁を元に戻す作業が行われました。募集開始からわずか1日で満席になるなど、その人気ぶりが伺えます。

このツアーでは、普段は非公開となっているエリアも、酒造公認ガイドの案内で特別に見学でき、参加者は歴史的な建物をじっくり堪能。作業の合間には、「築130年の建物にゆがみなどは出ないのか」といった質問が飛び出し、30年にわたり冬支度を担当している職人が「材が良いのでゆがみを感じることはない」と答える場面もありました。

堅牢な建築と高品質な素材への感嘆の声が上がり、参加者は職人技と建物の奥深さに心を動かされていた様子です。さらに、伝統酒「豊盛」や新商品の甘酒の試飲も行われ、豊村酒造ならではの風味を楽しみました。

続く昼食では福間海岸の「海の彩」で特別なランチが振る舞われました。ここでは、津屋崎漁港で水揚げされた地魚を使った新鮮なお寿司とともに、「豊盛」の純米酒と大吟醸のペアリングも提供され、参加者は地元の味覚を心ゆくまで堪能しました。

宮地嶽神社での参拝や名物の松枝餅の試食、津屋崎千軒の散策も含まれ、福津市の自然と文化を満喫する内容となりました。

西鉄旅行の協力のもとで行われたこのツアーは、参加者に福津市の魅力を再発見する充実の一日を提供しました。

ひかりのみちDMO福津

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